他人事ではない病気

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どうやって治すのか

テレビなどのメディアでもうつ病という言葉はよく聞かれるようになりました。駅前にメンタルクリニックがあるのも珍しくなくなり、他人事ではない病気として認識されるようになったうつ病。人間関係などでうつ病と診断されたら、どういった治療が行われるのでしょうか。この病気は薬を飲めばすぐに治るようなものではないので、長期的に治療していくと考える方が良いでしょう。十分に休養しなければならないことが多いです。休むと言っても、風邪の時のように布団で横になって安静にするということではなく、本人が落ち着いて肩の力を抜ける環境に身を置くことが必要なことです。そのためにも、家族など身近な人のバックアップが大事になります。うつ病になると判断力が落ち、日常生活に支障を来すことも多くあります。誰かに生活をサポートしてもらいながら治療していくことも重要です。また、治療の補助的な役割として、休養しながら薬物療法やカウンセリングなどの精神療法を同時並行で進めていきます。抗うつ薬と呼ばれる薬で辛い症状を緩和させ、カウンセリングで罪責感などを取り除いていけるよう治療します。うつ病と診断された方の多くが、自分のことを過少に評価し、責めすぎる傾向にあります。そういった苦しくなってしまう考え方を少しずつ変えていくのです。うつ病の診断がされて治療に入るとき、どういったことを大切にすればいいのか分からない方も多いのではないでしょうか。治療においてまず大切にしなければならないのは、これは病気であるということを本人も周りの人も理解するということです。脳の中にある神経伝達物質の働きに異常をきたしている病気なので、気の持ちようでどうにかなるものではないのです。このことについて理解できていないと、うつ病の治療において必要な休養するということができなくなってしまいます。精神的にも落ち着いて休むことが治療なのです。そのため、本人が休むことに罪悪感を持ったり、自分を責めたりしてしまうような状態であると治療もうまくいきません。自分がうつ病という病気であると理解し、人を頼らなければならない状況なのだということを理解する必要があります。うつ病と診断され治療を始めると、症状は少しずつ変化していきます。まずなくなるのが不安と焦燥です。次に憂鬱感が緩和されていき、最後に抑制症状になります。この状態になるまでに3か月から半年ほどと言われており、そうなってから仕事への復帰などを検討できるようになります。治療には時間がかかりますし、長い休養期間が必要です。うつ病は病気なので、そういった適切な治療を時間をかけて進めていくことが大切になります。

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